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めぐる漢方薬局
住所:名古屋市守山区小幡太田16-7
TEL:052-792-7225
営業時間:10:00~19:00
     土曜日は18:00迄
定休日:水・日・祝

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めぐるコラム 2ページ目

私の父のお話 

私の父は3年前に膀胱がんがきっかけで亡くなりました。80歳でした。
生前の父は食べることが大好きで、焼き肉を始め、肉や魚をよく食べていました。白いご飯もよく食べる人で、なめ茸の瓶詰めや昆布の佃煮、辛子明太子などいわゆる『ご飯のお供』で白いご飯をどんぶり1杯食べていました。甘いものも大好きで、ブラックコーヒーと和菓子や洋菓子をよく食べていました。
中でもアイスクリームに目がなく、実家に行くといつも高級アイスから安いアイスで冷凍庫がパンパンでした(笑)。
たばこも35歳くらいまで吸っていましたが、きっぱり止めています。
お酒はそんなに飲まず、晩酌ほぼしませんでした。
健康診断も受診を勧められるものは必ず受診していました。かなりこまめに健診は受けていたのに、転移のがんが見つかったときはかなり進行していたので、本人はもちろんですが、私たち周りもショックを受けたものです。
父は健康食品やサプリメントも通販などで頻繫に購入していました。実家に行くと『皇〇』『黒酢にんにく』など有名なものをはじめ、ありとあらゆる種類の健康食品がテーブルの上に並んでいました。
私の父くらいの年代としては、割と平均的な生活ではないでしょうか。
父の亡くなった年齢は決して長生きではありませんが、早世ではないと思います。
私は薬剤師ですから西洋薬はもちろん、漢方薬も詳しい方だとは思います。父にも西洋薬のことは相談されて、よく聞いてくれました。ですが、漢方薬や健康食品はなぜかこちらの勧めるものをあまり聞いてもらえなかったのです。がんにかかってからは『がんには〇〇が効く!』のような書籍をたくさん読んではその本に書いてある〇〇←漢方薬や健康食品 を買って飲んでいました。
ある時父の買った『がんには〇〇が効く!』関係の書籍に載っていた『白豆杉(はくとうすぎ)』という植物のお茶ががんに効くから手に入れて欲しいと言われました。調べると白豆杉とは紅豆杉(こうとうすぎ)と同じものだとあります。
紅豆杉とは、中国雲南省などに自生している高山植物の一種です。1956年アメリカの化学者が紅豆杉の抽出物に抗がん作用があることを立証しています。日本でも1997年に抗がん剤として認可(保険適用は卵巣がん・乳がん・子宮がん・肺がん)されています。今では世界50数か国で抗がん剤として使われているそうです。
なぜか白豆杉は紅豆杉よりとても高額だったので、私は父に『白豆杉と紅豆杉は同じもの。白豆杉は高額だから紅豆杉を飲んだらいいよ』と言いました。ですが父は自身の読んだ本に『白豆杉』と書いてあるから、たとえ高額でも絶対に白豆杉が欲しい!と譲りません。
父が支払いをするとはいえ、同じものなのになぜか高額なものを買うのはもったいないと思い、何度も『同じものだから紅豆杉にしたら』と丁寧に説明して勧めましたが、絶対に聞いてもらえませんでした。
医学博士の書かれた本の力の前で、薬剤師の冷静な判断は無力でした。
漢方薬局でも、いつも一生懸命良かれと思うことをお勧めしていますが、空回りすることもあります。
勉強して、お客様のために良いと思う情報をお伝えしていますので、もっと信頼していただけるようにがんばっていきたいと思います。



酵素とは? ~健康にいいんですか?~

『酵素って何ですか?』『酵素を摂ると健康にいいんですか?』など、酵素についての質問を時々受けます。酵素というと、ヒトのお腹に入った食物の消化を助けて栄養として吸収させる『消化酵素』・呼吸したり怪我を治したりと身体の代謝を担っている『代謝酵素』がよく知られていると思います。
ですが、上記のご質問の方の言われる『酵素』とは『食物酵素』の事だと思います。
『食物酵素』は身体の外にあって、非加熱の生ものや、発酵食品に含まれているものをいいます。『食物酵素』を含む食事を摂ると、体内の消化や代謝が助けられると言われています。
日本の古くからの食生活には味噌・醬油・納豆・漬け物などの発酵食品が多く取り入れられています。
こうした発酵食品は善玉菌を増加させる働きがあるので、腸内環境を整えてくれます。日本人の肌が美しく、長寿である理由の1つとされます。
ですから、上記のご質問の『酵素を摂ると健康にいいんですか?』の答えは『はい、いいんです』だと思います。
発酵食品など、普段の食生活から酵素を十分に摂ることができれば1番良いのですが、中々難しい…という方には、毎日手軽に酵素を取り入れられる商品もございますのでお気軽にご相談ください。

感染症にかかりにくい身体

新型肺炎の話題が尽きません。心配ではありますが、恐れすぎても良くないと思います。
細菌やウイルスなどの病原体はどこにでも存在し、誰にでも感染する可能性はあります。大切なのは感染しないように予防対策をしっかりすること。感染しても発症しないようにしたり、ひどくならないようにすることです。
予防対策としては基本中の基本ですが、いつもよりこまめに手洗い・うがいを実践すること。中医学的には『衛気(えき)』を養うことが大切です。衛気は目に見えないエネルギーのバリアのようなもので、からだの表面に張り巡らされることで病気の感染を防ぐことができるのです。
感染しても発症しないようにするには免疫力を高めることです。そのカギを握るとされるのは『腸内細菌』とされます。腸の中には食べ物と一緒に細菌やウイルスなども入ってきます。こうした病原体の侵入を防ぐのも腸の役目。そのために腸内にはからだ全体の約7割の免疫細胞が集まっています。
この、腸内の免疫細胞を活性化させるのに重要な役割を果たしているのが『腸内細菌』と言われています。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌には腸内を酸性に保って、病原菌の増殖を防いだり、腸管の免疫細胞を刺激して活性化する働きがあります。腸内の善玉菌が元気に働いていれば、からだ全体の免疫力が高まり、感染症にもかかりにくくなる、と言われています。
腸内環境を整えるのに役立つものの1つが発酵食品です。味噌・ぬか漬け・納豆・塩麴・甘酒などです。
オリゴ糖や食物繊維も善玉菌のエサとなって活性化してくれるものです。

他にも
手洗い・うがい
②室内喚起
③室内加湿
④室内を温める
⑤水分補給
栄養・睡眠をしっかりとる
などは感染症対策に効果的とされます。
でも『これだけでは不安~~~』という方は漢方でも効果的なことがございますので、ご相談ください。


青汁 ~M1優勝者漫才風~

めぐる漢方薬局で扱っている青汁の紹介を、2019年M1優勝者ミルクボーイさんの漫才風にご紹介したいと思います。私と青汁を扱う会社の担当の人との会話で進めていきます。なんとなく関西弁の感じで読んでいただけると雰囲気が出るかと思います(笑)

私:なんかね、お客様が好きな青汁があるらしいけど、その青汁の名前が思い出せないらしいです。
青汁:名前が思い出せない?ほな思い出すお手伝いしますから、その青汁の特徴を教えれもらえます?
私:お客様が言うにはね、その青汁は農薬を一切使用しないで有機栽培している大麦若葉の一番刈りのみを使用していて、緑色が濃いらしいです。
青汁:その特徴は完全にウチの青汁ですわ!この青汁は他の野菜に比べて栄養バランスが良いのよ。栄養バランスの7角形もものすごい大きいんですわ。でもそれだけではわからないからもう少しその青汁の特徴を教えてくれる?
私:なんかね、その青汁はインターネットやドラッグストア、通販どこでも売ってて買えるらしいです。
青汁:それはウチの青汁ではないですな。ウチの青汁は全国の薬局・薬店500店でしか手に入りません
ネット販売や通販はしていないハズやから、もしネット販売でウチの青汁見つけたらわたしは動くよ。まあそれだけではわからないから、もうちょっとその青汁の特徴おしえてくれる?
私:その青汁は酵素やビタミン、ミネラルが活きているからホットで飲めないらしいです。
青汁:その特徴は完全にウチの青汁ですな!ウチの青汁は独自の製法により熱を加えず生のまま粉末化しているから、熱に弱い酵素やビタミンはじめミネラル等50種類以上の有用成分が活きてるんですわ。だから50℃以上のお湯に溶かすと酵素や熱に弱い成分が壊されるからホットで飲むのは控えてもらってますう。でもそれだけではわからないから、もうちょっとその青汁の特徴おしえてくれる?
私:なんかね、その青汁は乳酸菌や抹茶、食物繊維を添加されててフルーツ味などフレーバーがたくさんあって選ぶのが楽しい、って言ってました。
青汁:それはウチの青汁ではないですな。ウチの青汁は酵素やビタミン、ミネラルが豊富に含まれている上、お抹茶のような風味で美味しいから乳酸菌添加したり、フルーツ味付けなくても十分なんですわ。『まずーい、もう一杯』の青汁みたいに身体のために苦いものを我慢して飲むわけでもないですぅ。もうちょっとその青汁の特徴おしえてくれる?
私:なんかね、その青汁は飲むのを控えた方がいい人がいるらしいです。
青汁:その特徴は完全にウチの青汁ですな。ウチの青汁は繊維質を製造段階で取り除いてるから栄養素の吸収率が格段に良いんですわ。だから抗議血剤を服用していてビタミンKの摂取に注意な方や、臓疾患があってカリウムの食事制限を受けている方は注意が必要なんですぅ。もう完全にウチの青汁だとおもいますけど?
私:なんかね、そのお客さんが言うにはここの青汁らしいです。
青汁:なんや、ここの青汁ですか!それは 良かった!続けてお飲みください~(笑)

眼の疲れを甘く見ないで ~脳も疲れています~

携帯電話、特にスマホがかなりの人に浸透してから色々なところで紹介されたり注意喚起されている『スマホ老眼』。一度はどこかで聞いたことがある言葉かと思います。
スマホ画面と眼が近い距離で長時間見ていることによって、若い人も近い距離の物を見るときにぼやけて見づらくなってしまう『老眼』のようなものの見え方になってしまう状態です。
眼の疲れが抜けず、眼精疲労が慢性化していると感じていらっしゃる方は少なくありませんが、少しスマホ使うのは控えよう、とか『眼の疲れには遠くの緑を見ることだったな』と遠くの山々を見たり(笑)する方は少ないでしょう。
この時期は受験生の方も眼を酷使されていると思います。睡眠時間もあまり取れず、さまざまな疲れが慢性化している頃だと思います。
目からの情報を処理しているのは『脳』です。スマホ画面などを見ている時、画面に表示されている情報を脳が把握し、気持ちや持ち合わせの情報から分析して取捨選択しています。画面を見ている時、酷使されているのは目だけではなくむしろ脳の方が疲労度が高いとも言えます。
目と脳、どちらも疲れてくると『気血の質』が悪くなります。疲れは『血の消耗』です。その血を動かすのは『気の消耗』です。気血の滞りから『血熱』を生み出します。血熱は余分な熱なので目の充血や結膜炎などにも繋がります。血熱があると、思考や気持ちを晴れやかに保つことが難しく、イライラ感・閉塞感・不安感等に苛まれてしまいます。
気持ちを左右しているのは血を運ぶ『気分』です。眼の疲れから気持ち・気分まで左右されてしまうので、スマホ老眼と甘くみてしまうのは良くないと思います。
漢方では、眼の疲れを改善するお手伝いをできる薬や『気血の気分転換』をお手伝いできる薬などがありますスマホやパソコン等で眼を酷使されている方・受験等で目や脳を酷使されている方で困った症状のある方はご相談ください。

松山千春さんにも漢方を ~オススメしたい~

めぐる漢方薬局のホームページ中の私のプロフィールにも書いてありますが、わたしは歌手の松山千春さんの筋金入りのファンですファン歴は今年で42年になるでしょうか。
2019年12月18日にもコンサートに行ってきました! 実は2018年は『体調不良』のために名古屋でのコンサートが当日中止になるという悲しい出来事がありました。私はそのコンサートの日が仕事だったために最初から応募していませんでした(ファンクラブから応募してチケットが当選したら買えるのです)。ですからチケットの払い戻しなどは無く、千春さんの病気をひたすら心配するのみでした。
12月18日のコンサートで千春さんがお話してくれたのでわかったのですが2018年の体調不良とは『喉のひどい腫れ』だったそうです。お医者さんには『今日コンサートなんです』とお話したら『は?無理です、何言ってるんですか?』という感じだったそうです(千春さんは面白おかしくお話していましたが)。
千春さんは以前から糖尿病や心臓病を患っておられます。歯もかなりの数がインプラントだそうです。
千春さんはお酒は全く飲まないそうですが、タバコはヘビィスモーカーのようです。
1年のうち半年間くらいはコンサートツアーなどで全国を回られているので、生活もかなり不規則かと勝手に推測します。
心臓病は欧米化した食生活・ストレス・喫煙などが原因で引き起こされたり悪化したりします。症状は多彩で、無症状だったり、動悸・息切れ・胸痛・全身倦怠感・めまい・むくみなどが挙げられます。
糖尿病は『太った人がなりやすい』と思われがちですが、大きく2つのタイプに分かれます。
小児や若年者に多いインスリン依存症の強い1型と、生活習慣と遺伝的要因によって発病してくる2型です。1型は急激に、2型は徐々に、どちらも血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が異常に高くなってきます。
勝手に診断させてもらうと千春さんは2型糖尿病かと思われます。
2型は太った中高年に多く(千春さんは太ってはいませんが)ゆるやかに発病し、進行もゆっくりです。
食事や運動療法で治療し、場合によっては飲み薬とインスリン注射をします。一生つき合わなくてはいけない病気です。血糖コントロールが大切で、コントロールには栄養バランスのよい食事・運動・休息・ストレス解消が大切とされます。
やはりほとんどの病気で気を付けるべきは『血流』『食事』『運動』『ストレス』ですね。喫煙が良くないのは言わずもがな、です。
漢方ではこうした要因による血行不良を『瘀血(おけつ)』の状態といいます。
血流を良くして、毛細血管に流れを呼び戻す漢方薬を飲んで、必要に応じて補血・補陰・補気補陽のための漢方薬も飲んでいただけたら、と考えます。
千春さんにはいつまでも元気で、美声を保っていただきたいので、ぜひ中医学・漢方を取り入れていただけたら、と1ファンとして、漢方薬剤師として切に願います。

腸内環境を整えましょう ~免疫力もアップします~

明けましておめでとうございます。本年もめぐる漢方薬局をよろしくお願いいたします。

年末年始はいかがお過ごしでしたか?いつもよりちょっと豪華なお食事が続いたり、外食続きになったり、お酒もいつもよりたくさん飲む機会があったりと、胃腸がかなりお疲れの方が多いかと思います。
冬は細菌やウイルスが猛威をふるう季節です。年末年始に長期に休みがあると、途端に風邪やインフルエンザにかかってしまう方も多く見受けられます。『気が抜ける』のが原因とはよく言われます。     漢方では『気』『血』『水』が整うことが体にとって大切とよく言われている『気』ですね。
感染症から身を守るためにがんばってほしいのが『免疫力』です。中医学では、ウイルスや細菌などの侵入を防ぐ免疫機能を『衛気(えき)』と言います。『気』の一種で、からだの表面を覆って『邪気』などの侵入を防御する役目を担っているものです。
衛気を養うには第1に『気』をつくり出す食材を摂ることです。さつまいも・山芋・里芋・大豆製品・しいたけ、舞茸などきのこ類・にんじんなどです。
2つ目は、気を蓄え免疫を司る『腎』を強化しましょう。冬は寒さの影響で腎の働きも低下します。
黒豆・黒ゴマ・ごぼうなど腎を強化する色の黒い食品や、もち米・えび・鰤など体を温める旬のもので腎の働きの低下を防ぎましょう。
3つ目は腸内環境です。腸内には全身の約7割の免疫細胞が集中しているため、善玉菌が優勢に働く腸内環境に保つことで、免疫力が発揮しやすくなります。味噌・納豆・甘酒・酒粕・ぬか漬けなどの発酵食品は善玉菌の『えさ』になったり、悪玉菌の活動を抑えたりと腸内を整えるのに役立ちます。また、からだを温めるので冬に摂るのに最適です。
免疫力を養うのに良い食材・食品をこうして見ると、おせち料理に使われたりお正月に口にする食品がとても多いことに気づきます。昔から取り入れられている習慣はやはり意味があると改めて驚きます。
冬は万物がすべての活動を抑え、静かに過ごす『陰』の季節とされます。とは言え現代人の年末年始はいつもよりハードに過ごす人の方が多いと思います。
暴飲暴食や外食続きで悲鳴をあげている胃腸を元に戻すのは時間がかかります。重苦しい胃腸を抱えて『早く楽になりたい!』方は、めぐる漢方薬局にご相談ください。
やはり胃腸の不調やからだの疲れには漢方が素早くやさしく効果をします。

芸能人と漢方薬 ~クスリは正しく飲みましょう~

最近、漢方の事をよく考えているからか、漢方薬を芸能人が飲んでいる、という話題もよく目にします。
ヴァイオリニストの高島ちさ子さんがテレビのバラエティー番組で『私はイライラを抑える漢方薬を飲んでる』と言っていました。普段からイライラしがちで恐い、というキャラクターの方なので『もっと強めの漢方お願い~』とお笑い芸人に言われて笑いを誘っていました。
イライラを抑える、軽減させる漢方薬は色々ありますが、何を飲まれているかとても気になるので考えてみたりします。
お笑い芸人(落語家?)の月亭方正さんは、大晦日の名物番組『絶対に笑ってはいけない』の収録前にロキソニンと漢方薬を飲んでいる、ということがネット上で話題になったようです。
叩かれる際に発生する痛みを和らげるため、だそうです。叩かれる前にロキソニンや漢方薬を飲むことが果たして正しいのか、と思ったらやはり皆さんも気になったようで、ロキソニンの発売元の第一三共ヘルスケアさんの見解が出ていました。

【ロキソニンは頭痛・月経痛・歯痛・打撲痛・ねんざ痛・外傷痛など、さまざまな痛みに対応する薬です。
ロキソニンは有効成分である『ロキソプロフェンナトリウム水和物』が、発生した炎症から放出される痛みの原因物質である『プロスタグランジン』を抑えることによることで効果を発揮する薬です。
ですから、叩かれることを想定した上でロキソニンを飲んでおくことは正しい飲み方ではありません。】
ということです。
薬剤師である私は当たり前のこととわかりますが、やはり薬のことに疎い方はわからなかったり、イメージで考えて飲んでしまうこともあるかもしれません。
ロキソニンよりも気になるのはもちろんロキソニンと一緒に飲まれていた漢方薬は何だったのか、です。
一般的な漢方薬で思い付くのは『治打撲一方』『桃核承気湯』辺りでしょうか。それとも漢方薬局などのオリジナル処方の漢方薬かもしれません。
いずれにせよ、叩かれる前飲んで痛みを和らげる漢方薬、というのは考えつきません。

芸能人とクスリ、と書くとまた違った意味になってしまいがちですが(笑)いずれにせよ西洋薬も漢方薬も副作用があるものが多いですし、飲み合わせも週刊誌で何度も特集記事が組まれるほど重篤な症状を引き起こすこともあるので、思い込みやイメージで薬を飲まずに医師や薬剤師に相談の上で正しく飲まれると良いと思いました。

昔、漢方薬があったら良くなったかもしれないと思うこと②

昔、漢方薬があったら良くなったかもしれないと思うことの第2弾です。
今回は自分の事ではなく、テレビドラマを見ていて思うことなので『架空の話にツッコミを入れてどうする』と思われるでしょうが、そこはご容赦ください(笑)
NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』が2019年10月~放送中です。その『スカーレット』を観ていての感想です。
ご存知ない方のためにあらすじですが、主人公は川原喜美子といって9歳で大阪から滋賀県信楽町に移り住み、幼い頃から一家を支える働き者の女の子。中学卒業と同時に大阪に働きに出ますが、家の事情から突然信楽に戻ったのち、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んで、女性陶芸家の草分けとして歩んでゆく…という具合に話は進んでいます。
主人公の喜美子にはマツさんという実のお母さんがいます。マツさんは常にニコニコし穏やかでおっとりした性格ですが、体が少し弱く、働き者の喜美子を頼りに生活しています。このマツさんのお話です。

マツさんは、いつも穏やかで3人の子ども達の性格をよくみて子供たちに合っている子育ての出来る素敵なお母さんです。ですが『体が少し弱い』ことで、主人公喜美子をはじめ子供たちの人生が大きくかわってしまう、と私は感じました。
喜美子の家はお父さん(常治さん)が働いてはいるのですが収入が少ないようでいつもお金に困った生活を送っています。そしてお母さんは体が弱いため、家事のほとんどは喜美子が幼いころから担っているのです。
【ドラマから読み取れる、マツさんの体の弱いエピソード】
朝が起きられない→喜美子が朝早くから水汲みやご飯作りをしている。
②昼間も縫い物や野菜の皮むき位の家事をしている→大きく体力を必要とする洗濯や掃除も喜美子がしている。
③夕飯の支度も喜美子任せ→喜美子が学校や仕事で遅くなっても喜美子が作るまで待っている。
④風呂の準備も喜美子任せ→幼い頃から喜美子が薪割りから火起こし、湯加減までしている。
⑤どうやら『産後の肥立ちが悪い』ことから体が弱いらしく、薬を飲んでいるらしい。

喜美子は勉強も出来て絵の才能もあるので高校に進学したかったのですが、お父さんに『高校なんか行かないで働け!働いて家にお金を入れろ!』と半分強制で大阪で働くことになってしまうのですが、その時もマツさんはちょっと困っているだけ。最後は喜美子の働きやお金を頼りにしています。
こんな風に常にお金に困っていて、子どもの進路に関わる時もお金が無いからあきらめたり、喜美子の収入や働きを頼りにされていることで喜美子の人生が変わったりするのです。

観ていて『産後の肥立ちが悪くて体が弱いだけで子どもの人生が変わってしまってかわいそう』と思ってしまい、時々物語に入り込めません。
マツさんも身体が丈夫で家事をしたり、働くことができたら子どもの働きを頼りにしなくても良いのではないかと思うのです。
虚弱体質や産後のケアは、中医学・漢方では得意とするところです。
食養生や漢方薬で良くなったり、産後も気力・体力を速く戻すことができるので、ママも赤ちゃんもハッピーに過ごせます。
体力や気力が出ないことでお困りの方、産後の肥立ちが心配な方は、中医学・漢方をお試しになってはいかがでしょうか。



タピオカで潤い肌 ~乾燥肌は身体の中から~

秋から冬には空気が乾燥して肌の潤いも失われがちになりますね。年々乾燥肌がひどくなると感じている人も少なくないと思います。衣替えや暖房器具を準備する『冬支度』に、乾燥肌対策も加えてみませんか?
漢方では『皮膚は内蔵の鏡』と言われ、肌のトラブルは身体の不調が関係していると考えます。
乾燥肌の主な原因は、体内の潤い不足、とりわけ『肺』の乾燥には注意が必要です。
肌は水分代謝をコントロールし、皮膚に潤いを届ける働きがあります。肺は乾燥に弱いため、空気が乾く秋冬は機能が低下しがちになります。そのため肌に十分な潤いが行き届かず、カサカサ肌を招いてしまいます。
潤い肌を保つには、肌の表面の保湿ケアがとても大切ですが、併せて『体内からの保湿力』アップが大切です。体内の潤いを養うとされる食材を積極的に取り入れて、肺を乾燥から守ること!
辛いもの・糖分・カフェインの摂り過ぎは乾燥肌の悪化につながるので気を付けましょう。
肌の潤いを養うとされる食材
◎白きくらげ はちみつ キウイフルーツ ぶどう オレンジ 梨 りんご レモン タピオカ

今年の最も流行ったものの1つ、タピオカにも肌の潤いを養う効果が期待できるとは驚きですね。
タピオカミルクティーをはじめとするタピオカ入りドリンクは、ほとんどの方は『アイス』で飲まれていると思います。中医学・漢方的には温かいドリンクで飲んでもらいたいものです。タピオカのトッピングドリンクは『ホット』では無理ですが、お店によってはぬるめの『ミドル』(?)で注文できるそうです。
また、上記の食材にはちみつシロップをかけて『白きくらげとタピオカのフルーツポンチ』のデザートとして食せば『肌の潤い最強デザート』の出来上がりです。なるべく冷やし過ぎずに食べてほしいものですが…(笑)
上記のような食養生もとても大切ですが、漢方では更に美肌・潤い肌へ導く生薬や漢方薬がたくさんあります。早く潤い肌を手に入れたい方は、めぐる漢方薬局にご相談ください。

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