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めぐるコラム 2019年9月

動物性生薬 ~アリのパワー~

世界的に昆虫食がブームだそうです。実際、将来の食糧難(がくるかもしれない)に備えて昆虫食はブームではなく日常になるかもしれないと言われています。
日本人も一部地域の方は、ざざ虫や蜂の子などが割と日常で食べられています。
漢方薬でも原料に虫が使われることがあります。漢方薬の原料といえば植物のイメージがある方も多いのですが、漢方薬では動物も虫も薬の原料として使われているのです。
漢方薬の原料となる生薬には薬効を持つ天然の植物や動物・菌類・鉱物などがあります。現在使用されているものの多くは植物由来のものですが、動物由来のものの方が薬効が高いといわれています。
漢方薬の原料となる昆虫には『アリ』『蝉の脱け殻』『冬虫夏草』などが有名です。
アリやセミにはがんのリスクを下げる『抗酸化物質』が多く含まれるそうです。抗酸化物質は、果物や野菜などさまざまな食品に含まれています。しかし昆虫には、果物や野菜よりも多くの抗酸化物質が含まれていることが判明しました。しかも一般的にフリーラジカルを制限するために推奨される2つの食物(オレンジジュースとオリーブオイル)に含まれる濃度の数倍にもなるそうです。
クロアリからは最高値のポリフェノールが検出されています。これは抗酸化作用を持つ物質です。
以前から昆虫食はタンパク質やミネラル、ビタミンといった面で優れた栄養源として知られていましたが、抗酸化作用を持つことも証明されました。それでも虫の姿のままで食べるのは抵抗がある人も多いと思います。
ですが、漢方薬も進化していて動物性生薬が飲みやすいゼリー状になっていたり、アリが錠剤になった漢方薬があったりするのです。このアリの錠剤は主に関節痛や神経痛などの疼痛軽減・手足のだるさやしびれ、疲れやすい時などに疲労回復や滋養強壮として使われています。早くよく効いたとご好評いただいています。動物性生薬は、効く時は植物由来の生薬よりも早く効き目が現れる傾向があります。
このように、飲みやすい状態の動物性生薬もたくさん揃えています。めぐる漢方薬局にご相談ください。

風邪やインフルエンザの予防に ~流行の前に~

あれほど暑い日が続いて、いつになったら秋らしくなるかとウンザリしていましたが、ようやく朝晩は涼しくなり、夜も寝やすくなりました。
突然すぎて寝具などが夏仕様のままだったのか、何が原因かはわかりませんが、風邪やインフルエンザにかかった方がいらっしゃるようです。
あんなに暑かったのに、涼しくなるとちゃんと風邪やインフルエンザは流行し始めるのかと驚きですね。
風邪やインフルエンザが流行し始めると、めぐる漢方薬局では『板藍のど飴』『板藍茶』をお買い求めにいらっしゃるお客様が急に増えます。
板藍茶』『板藍のど飴』の主成分である『板藍根』はアブラナ科の植物の松藍(ホソバタイセイ)の根を乾燥させたものです。抗菌作用・抗ウイルス作用・解毒作用・解熱作用にすぐれた生薬です。
板藍のど飴』は風邪やインフルエンザの流行りやすい季節には外出時に『お守り』として持ち歩く方が多くいらっしゃいます。人混みの中で長時間過ごさなくてはいけなかったりする時はウイルスが心配です。
ウイルス対策として気軽に使えるのが『板藍のど飴』なのです。
板藍茶』も抗ウイルス作用でウイルス対策に使われますが、携帯には不便なので、外出から家に帰った時にぬるま湯に溶かした『板藍茶』をうがいに用います。通常のうがいとは異なり、まずはぬるま湯(白湯)などでうがいをしてからぬるま湯に溶かした板藍茶でうがいをして、そのまま吐き出さずに飲み込む、という使い方をオススメしています。そうすることで、より効果の発揮を期待できるからです。
飲んでも眠くならないので、受験生や車の運転を長時間される方などにも大変ご好評いただいております。
風邪やインフルエンザだけでなく、溶連菌などの感染症予防にもお使いいただいています。
今年の秋冬の菌・ウイルスによる感染症の予防には『板藍茶』『板藍のど飴』をお試しになってみませんか?

瘦せたい人も太りたい人も ~食後の胃腸(脾胃)のお手入れから~

まだまだ残暑が厳しく、残暑というより盛夏と言いたくなるような気温と湿度が続きます。
めぐる漢方薬局でも『夏バテ』症状(食欲不振・胃もたれ・消化不良・嘔吐・下痢など)を訴えて来られる方が多くいらっしゃいます。
こういう時期はどうしても外食やコンビニ食の機会が増えたり、さっぱり冷たい食べ物や飲み物(そうめんや生野菜サラダなど)を多くいただくことが増えてしまいます。
それと相まって胃腸(脾胃)が負担を感じてしまい、食べ過ぎたり、全く食べられなくなってしまいます。
そうすると、太ったり瘦せたりします。太ったら瘦せたい人は多いし知られていますが、実は痩せすぎてしまって太りたい!というお悩みの方も少なくありません。
中医学で脾胃(胃腸を含む消化器系全般)は『後天の本』といわれています。『後天の本』とは脾胃が飲食物を消化吸収して、その栄養物質を全身へ運び、人間のすべてのエネルギー源となり体の健康維持に最も重要な役割を果たしていることを意味します。脾胃の働きが不足すると心身ともに疲れやすくなります。
脾胃の負担を軽くさせれば、疲れにくい丈夫な体になります。脾胃が強くなれば内蔵が強くなり、内蔵が強くなれば体全体が強くなります。
めぐる漢方薬局で扱っている『晶三仙』という漢方健康食品があります。『晶三仙』は山査子・麦芽・神麹が主成分で、いずれも消化液の分泌を促進する働きがあります。山査子は肉類や脂っこいものの消化を助けます。麦芽はうどん・パンなど小麦粉でできたものの消化を助けます。神麹はご飯など米でできたものの消化を助けます。
では『晶三仙』の何が良いかといいますと、食べ過ぎたり飲みすぎたり、夕食が遅い時間になってしまいがちな方が寝る前に服用すると、肉や脂肪、糖質などの消化分解を三仙のパワーで助けることにより脾胃の負担を軽くします。そうすることで睡眠の質も良くなり、消化吸収をしっかりすることで太ったり瘦せたりしてしまうことを防げるのです。
『晶三仙』で胃腸の働きを良い状態にして、ウエイトコントロールに役立ててみませんか?

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