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めぐるコラム 2019年7月

この時期の頭痛 ~漢方が解決~

つい最近まで雨続きで湿気の高い気候が続いていました。このような気候が続くと『頭痛』でお困りの方が多くいらっしゃるようでドラッグストアなどでは『ロキソニン』(頭痛薬)が例年よりもよく売れているそうです。頭痛→ロキソニンとすぐに関連して思いつき飲んでしまうことは仕方ないと思いますが、漢方薬剤師としては残念に思います。
頭痛には何種類かあることは知られてきています。片頭痛・緊張型頭痛・薬剤の使用過多による頭痛・群発頭痛などです。普段健康な時は『そうね、頭痛には種類があるから気を付けないとね』と冷静に考えられますが、いざ頭痛が始まってしまうとそんなことは冷静に考えられなくなってしまうと思います。
とにかくこの痛みを早くどうにか無くしたい!頭痛が始まると吐き気・腹痛・首や肩こり・視界が狭くなるなどの症状まで出てくることが多いから、とにかく早くなんとかしないと!と『ロキソニン』を飲む方が多いのだと思います。
もちろんロキソニンは頭痛によく効きますし、間違っているとは思いませんが、毎回ロキソニンを飲んでいる方は『なんだか今回はあまり効かない』と思うことはありませんか?
そんな時はロキソニンの効く頭痛ではなかったという場合が多いのです。
雨続きで湿気の多い時の頭痛や不調に相性の良い漢方薬があります。東洋医学では梅雨時は体に余分な水分が入るために頭痛や冷え・消化不良・下痢・むくみ・痛みなど様々な症状を引き起こす、という考え方があります。漢方薬で身体の過剰な『湿』を取り除くことで不快な症状が和らぎ、毎日を快適に過ごすことができます。
他にも頭痛のタイプに合わせた漢方薬を服用することで、身体の調子が良くなることがあります。
めぐる漢方薬局にご相談ください。

犬の皮膚病 ~よく効きました~

我が家には6月で17歳になるミニチュアダックスフンド(♀)がいます。
17歳の犬というと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
だいたいの方は『あー、もうそろそろ…(死が近い)』『頑張って(生きて)』など、寿命はあとわずかでしょう?という感覚です。実際は17歳のミニチュアダックスフンドは人間年齢に換算するとおよそ85歳くらいだそうです。人間だったら現代人は健康で長生きになっているので85歳といってもいろんな方がいらっしゃいます。もう亡くなっている方・病気などで亡くなりそうな方・病気がちではあるけど普通に暮らしている方・元気ではつらつと暮らしている方などさまざまです。
犬も最近は室内飼いが増えたり、フードがとても進化したり、動物病院に連れていく習慣化などから長生きで元気でいる子が増えたようです。
我が家のダックスはあまり病気などかからず元気にきましたが、17歳の声を聞いたころから急に衰えが見えてきました。白髪が増え、座ったり寝ている状態から立つ時にとてもゆっくりになり、歩くことなど全ての行動がゆっくりになりました。目・耳・鼻も機能はしているのですが、衰えてきています。
6月半ば頃におしりの皮膚が黒っぽくなり、じゅくじゅくした液が出て、フケのようなかさぶたがたくさん出て、毛が抜けてしまいました(直径5㎝くらい)。痒がったり痛がったりしないので、なかなか気づけず動物病院に連れて行った時には症状がかなり進行していました。動物病院の先生も何の病気か特定できません。
カビや真菌などが原因ではないようだと言われました。とりあえずと、飲み薬を3日分出されました。
それを飲ませながら、めぐる漢方薬局で扱っている『マスマリン リキッド』という皮膚に良い化粧油を患部に塗りました。1日2回です。すると、みるみる皮膚の黒さが取れてピンク色に変わりました(きちんと毎日蒸しタオルで拭いているので汚れが取れた訳ではありません)。
じゅくじゅくも納まりました。かさぶたも出ません。今はまばらながら毛も生えてきています。
『マスマリン リキッド』はスクワレン(アイ鮫の肝油)とマスティック樹脂(ギリシャに自生しているマスティハの木から採取される樹脂)が主成分の化粧品です。化粧油ですが、菌が原因の皮膚トラブルやにきび肌などに効果を発揮し、たくさんの方にお喜びいただいている人間用の商品です。
今回は我が家の愛老犬の皮膚トラブルにもとてもよい結果が出たのでお知らせします。


土用丑の日 ~うなぎも良いのですが~

7月27日は土用丑の日で、うなぎを食べて暑い夏を乗り切りましょう!とうなぎを食べる日、という認識になっています。それはそれで間違ってはいないのですが、実は『土用』とは『季節の変わり目』を指すので1年に4回、土用の期間はあります。夏の土用は7月20日から8月7日です。
すべての季節の土用では『胃腸に無理をさせず、あっさりした温かい飲食物を摂る』ように過ごすと病にならないとされています。ですから『土用丑の日』はうなぎを食べることは良いのですが、基本的には消化の良い食物を摂るようにしましょう。
養生訓的には『夏』は5月6日~7月19日です。『夜は遅く眠り、朝は早く起き、身体を動かし発散も良しとする。気持を高ぶらせず過ごすようにする。』と病にならないとされています。
守らないと、秋に身震い発熱が起きやすくなるとされます。
『秋』は8月8日~10月20日です。『ニワトリの様に、早く寝て早く起きる。心安らかに、心身のエネルギーを守る様に努める。』と病にならないとされます。
守らないと、冬に慢性下痢が起きやすくなるとされます。このように、季節ごとの過ごし方ひとつでかかりやすい病気があったり、次の季節にかかりやすい病気があったりというのは面白く、興味深いですね。
気温も湿度も高い日本の夏。からだの中にも余分な水分がたまりやすくなります。とくに影響を受けやすいのが『脾・胃』です。『胃は湿を嫌う』と言われ、余分な水分が滞ると働きは低下しやすいです。
生活養生をしても、夏バテや胃腸の不調など夏の困った症状にも漢方薬は相性が良く、有効です。
ご相談ください。

漢方薬局と手足口病 ~夏の感染症にも~

今年は手足口病に罹った方がまた急増しているそうです。
手足口病は、口のなかや手足に小さな水疱ができる感染症のひとつで夏季を中心に流行します。
6歳以下の子どもに多くみられ、なかでも2歳以下で発症する子どもが多いとされます。
感染して口のなかに水疱ができると痛みを伴うため、飲食物を摂るのを嫌がる場合があると体力の低下や
脱水症状を引き起こしてしまうことがあります。
感染している人の咳やくしゃみから唾液や鼻水に混ざって排出されたウイルスで感染したり、便や水疱からも感染することがあるので、日頃から手洗い・うがいを習慣づけると良いでしょう。
大人が発症すると子どもよりも重症化しやすいため、予防が大切になります。
手足口病以外の夏の感染症はヘルパンギーナプール熱(アデノウィルス)・リンゴ病水いぼなどがあります。これらにかかりにくくするには体の免疫力を高めることが大切です。
休養はしっかり取り、栄養バランスの良い食事を摂ることです。たんぱく質・ビタミンA・C・Eや、腸を元気にする乳酸菌や食物繊維を意識して摂ると良いでしょう。
めぐる漢方薬局では、ウイルスに負けない身体づくりができる漢方薬腸を元気にする乳酸菌や食物繊維抗ウイルス作用があるとされる生薬茶や飴を取り揃えており、お客様にお喜びいただいてます。

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