めぐるコラム

腸活生活に ~ひと味違う整え方を~

めぐる漢方薬局では、お客様のご体質やご要望に応じて『腸を良い状態に整える』お手伝いのできる漢方薬や健康食品をお出ししています。
腸の不調にもさまざまな原因・タイプがあります。
腸の調子を整えることで腸以外の不調が改善する、ということはまだまだ知られていないようです。
腸の環境は、食生活と深い関係があります。昭和30年代と現代を比較すると、日本人の食生活はとても変わっています。肉類は15倍、牛乳・乳製品は25倍、摂取が増えています。逆に米は半分、さつまいもは1/10以下に減っています。あまつさえ、お菓子や菓子パンを主食として済ませてしまう方も増えているそうです。肉食中心の生活になったことで、腸の中で食べ物が腐敗しやすくなっています。植物で例えやすいのですが、土壌から栄養がまったく上がってこなければ植物は枯れてしまいます。逆に栄養を与え過ぎたら『根腐れ』してしまいます。人間も栄養を与え過ぎると『腸内が腐敗』してしまいます。
腸の中にはたくさんの腸内細菌が棲んでいます。その様子がまるでお花畑のようなので『腸内フローラ』と呼ばれています。腸内細菌には『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』があります。健康な人の腸内では善玉菌が悪玉菌より優勢になっていて、日和見菌も善玉菌の味方をして理想的な腸内フローラになっています。
ところが肉類・卵・乳製品・加工食品(添加物)を中心とした食生活、さらにストレス・冷え・便秘などが加わると善玉菌が一気に増殖します。すると善玉菌の味方をしていた日和見菌も悪玉菌に加勢するので、腸内フローラが一層崩れてしまいます。つまり『腸内が腐敗する』ということは、悪玉菌優位の腸内環境で食物が分解されるということなのです。便やおならが異常に臭い人は危険信号です。悪玉菌による腐敗産物が溜まっている証拠です。
健康な腸内にするためには腸内フローラを常に善玉菌優勢にすることに尽きます。
善玉菌優勢の腸にするためには極端な粗食などにする必要はありません。穀物・野菜・海藻・小魚主体の日本の伝統食を摂るようにすると、善玉菌が生き生きとしてきます。
腸内環境を整えるために食事が大切とわかっていても、外食が多かったり、毎日用意が大変だったりで、改善するのはなかなか難しいという方は多いです。
そのような方のために、めぐる漢方薬局では漢方薬や健康食品をご用意しております。
腸内フローラの環境を整えストレスに負けない、美容に嬉しい、強いからだで毎日をスッキリできるお手伝いをできます。
めぐる漢方薬局で『腸活』してみませんか?