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めぐる漢方薬局
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めぐるコラム

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漢方の目的 ~『腎』『心』『脾』をケア~

東京オリンピックに続き、パラリンピックも始まりました。各地で新型コロナウイルス感染者の数もどんどん増えている中、様々なプロスポーツの試合なども開催されているのに一般の人々には自粛や行動制限を設けたり、矛盾だらけと感じます。若者世代のワクチン接種も勧めているのに予約が取れなかったりとおかしいと感じることが多すぎます。
中医学の考え方では、人間は『たんなる肉体』『たんなる精神』ではなく『心』『血』『神』すべてが融合した一者としています。怒りも、悲しみも、喜びさえも度を過ぎれば病気の原因となりえます。中医学ではこころとからだの両方が正常であることで、はじめて健康といえる、とされます。これだけ不安やストレスの続く世の中では『肉体』がコロナウイルスに感染しなくても『精神』から病気の原因になってしまいそうですね。

中医学の主な目的は『病気をなおす』のではなく『病気にならないようにする』ことです。漢方の古文では【病気になってから薬を飲むことは、のどが渇いてから井戸を掘ることと同じである】とあります。
まさにコロナ全盛期の今、皆さんが1番考えていることは『病気にならないようにする』ことだと思います。コロナはなおすことが困難(薬も無い)なので、やはり罹らないようにすることですね。

中医学では、体に必要な栄養やエネルギーが不足することを『虚』といい、不足を補う扶正という対策をします。心・腎・脾の虚には生活習慣と食養生を行います。
必要があれば漢方薬などで対応しますが、ストレスなどによる巡りの停滞があると、薬をからだの各部位に送り届けることができません。ですから先にストレスや血流の停滞のための漢方薬などを用いて、こころとからだを健康で正常な状態に導きます。

薬食同源』という言葉があります。食物の五味【酸・苦・甘・辛・鹹】をバランスよく摂ることを推奨しています。漢方の古書『神農本草経』には【心の働きを助ける苦味】として『きび・羊・らっきょう杏』、【脾の働きを助ける甘味】として『あわ・牛・葵・棗』、【腎の働きを助ける鹹味】として『豆・豚・まめのは・栗』が記されています。これらの食物は『神農本草経』では120種ある上薬に分類されます。これらは無毒で、長く用いても副作用が少なく、益々元気を増して生命を養い不老長寿となるものとされています。
現代ではこれで不老長寿になるとは考えにくく『栄養となるものを十分に摂れない時代の考え方でしょう?』と思われるかもしれません。ですが現代人はカロリーこそいくらでも摂れる環境にはありますが実際に上記のような食品を摂取できている人は実は少ないのです。
感染症には手洗い・うがい・換気などはとても重要な対策ですが、こころとからだを健康に保つ事も考えてみてはいかがでしょうか?

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