めぐるコラム

薬と健康食品の消費税率

先日の台風19号により中部地方と東日本と東北地方で甚大な被害が出ました。被害に遭われた方、お悔やみ申し上げます。
10月から消費税が8%から10%にほとんどのものが上がりました。
9月の終わり頃には『買いだめするべきもの』『買いだめはしない方がいいもの』のリストなども出ていたので、多少は買いだめした方がほとんどだと思います。私も『普段から値段が変わらない趣味に使う品』で確実に必要になるとわかっていたものを9月に買ったりしました。
世の中では『これは8%か10%か』『この場合は8%か10%か、どうなるのか?』がとても話題になり、レジがとても複雑になるということで大きな混乱が起きるのではないか、と心配されていましたが、関係者の方の努力の甲斐があってか、それほど大きな混乱はしていないようです(私が知らないだけならすみません)。
めぐる漢方薬局でも消費増税にともなうレジの変更などがあり、10月1日の営業日は混乱がないかキチンと作動するか心配しましたが、大きな混乱もなく今に至っております。
漢方薬局に消費増税の混乱?と思う方もいらっしゃると思いますが、関係は大有りなのです。
漢方薬は薬なので10%に上がりました。健康食品は8%のままです。
これを聞くと私を含めて大抵の方が『???』となります。医薬品は病気で差し迫って必要な物なのに税率が上がり、健康食品は確かに食品ですが性格上差し迫った症状のある方の飲む物ではないと思うからです。言っても仕方ないことですが、ちょっとよくわからない増税だと思いました。
似たような話で水道料金は10%に上がったのにミネラルウォーターは8%で買えるという不思議な現象も話題です。ミネラルウォーターの方が贅沢品だと思うのですがね…。
何かと話題の消費増税でした。めぐる漢方薬局では大きな混乱は無く営業しております。