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動物性生薬 ~アリのパワー~

世界的に昆虫食がブームだそうです。実際、将来の食糧難(がくるかもしれない)に備えて昆虫食はブームではなく日常になるかもしれないと言われています。
日本人も一部地域の方は、ざざ虫や蜂の子などが割と日常で食べられています。
漢方薬でも原料に虫が使われることがあります。漢方薬の原料といえば植物のイメージがある方も多いのですが、漢方薬では動物も虫も薬の原料として使われているのです。
漢方薬の原料となる生薬には薬効を持つ天然の植物や動物・菌類・鉱物などがあります。現在使用されているものの多くは植物由来のものですが、動物由来のものの方が薬効が高いといわれています。
漢方薬の原料となる昆虫には『アリ』『蝉の脱け殻』『冬虫夏草』などが有名です。
アリやセミにはがんのリスクを下げる『抗酸化物質』が多く含まれるそうです。抗酸化物質は、果物や野菜などさまざまな食品に含まれています。しかし昆虫には、果物や野菜よりも多くの抗酸化物質が含まれていることが判明しました。しかも一般的にフリーラジカルを制限するために推奨される2つの食物(オレンジジュースとオリーブオイル)に含まれる濃度の数倍にもなるそうです。
クロアリからは最高値のポリフェノールが検出されています。これは抗酸化作用を持つ物質です。
以前から昆虫食はタンパク質やミネラル、ビタミンといった面で優れた栄養源として知られていましたが、抗酸化作用を持つことも証明されました。それでも虫の姿のままで食べるのは抵抗がある人も多いと思います。
ですが、漢方薬も進化していて動物性生薬が飲みやすいゼリー状になっていたり、アリが錠剤になった漢方薬があったりするのです。このアリの錠剤は主に関節痛や神経痛などの疼痛軽減・手足のだるさやしびれ、疲れやすい時などに疲労回復や滋養強壮として使われています。早くよく効いたとご好評いただいています。動物性生薬は、効く時は植物由来の生薬よりも早く効き目が現れる傾向があります。
このように、飲みやすい状態の動物性生薬もたくさん揃えています。めぐる漢方薬局にご相談ください。

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