めぐるコラム

青汁に何を求めて飲みますか? ~体臭予防にも~

青汁はブームは何度も通り越して、今や健康食品のファーストチョイスとして選ばれるくらい気軽で種類も豊富になりました。
高価なものから低価格なもの。乳酸菌や食物繊維入りだったり、フルーツ味だったりと多種多様です。
そんな中で青汁には何を期待して飲み始めるのでしょうか?
様々な栄養素が取れそう…、便秘解消できそう…、CMを見てなんだか体に良さそうだった…など割と漠然と飲み始める方も多いと思います。
めぐる漢方薬局で扱っている青汁は、農薬不使用・有機JAS認定・無添加(甘味料・酸味料・香料・保存料・着色料不使用)で、新鮮な大分県産大麦若葉を生のままギュッと絞って熱を加えず粉末化したものです。
熱に弱い酵素やビタミンをはじめ、ミネラル等50種類以上の有用成分が活きています。
本物で、有用成分がしっかり活きているために困ったこともあります。
①50℃以上のお湯に溶かすと酵素など熱に弱い成分が壊されてしまう。
②水などに溶かすことで『生の青汁』になります。作り置きすると変色したり、有用成分が無効になってしまいます。
③抗凝血剤を服用している方はビタミンKの摂取に注意が必要です。この青汁はビタミンKも含まれるので、抗凝血剤を服用している方は摂取する前に医師にご相談ください。
④この青汁はカリウムも含まれています。腎臓疾患があり、カリウムの食事制限を受けている方は注意が必要です。医師にご相談ください。
など、本物で機能性成分がしっかり含まれているからこその注意です。
また、この青汁は『体臭をおさえる』ことも期待できます。
体のニオイは『体内由来の体臭』『皮膚由来の体臭』『腸内由来の体臭』の3つに大きくわけられます。それらのニオイの元は全て口から入った食べ物です。体臭の予防は『食事に始まり食事に終わる』と言っても過言ではありません。
ニオイ成分の原料となる食材には、動物性たんぱく質と脂質があります。動物性たんぱく質は分解されるとアンモニア・インドール・硫化水素など『腸内体臭』の原料になります。脂質は加齢臭や皮脂臭の原料になります。ですから体臭予防の第一歩は『肉食をしたら同時に消臭食品をバランスよく食べる』ことです。
積極的に食べた方がよい消臭食材は『アルカリ性食品』です。体臭予防に最も理想的なのは『皮膚面は弱酸性で体内は弱アルカリ性』なのです。
皮膚には善玉の常在菌がいて弱酸性に保ち、病原菌の繫殖を防いでいます。つまり皮膚面が弱酸性であれば強いニオイを作る菌の繫殖が抑えられ、体臭も予防されます。ですが体内はこれとは逆で、酸性傾向にあると『ダイエット臭』のケトン体や『ミドル脂臭』のもとになる乳酸などの酸性のニオイ成分が生じ『体内体臭』の原因になるのです。体液を弱アルカリ性傾向に保つ『アルカリ性食品』を食べることは体臭予防のファーストチョイスと言えます。
体液を酸性傾向にする『酸性食品』には牛肉・卵・マグロなど赤身の魚があります。それらを中和してくれる『アルカリ性食品』の代表は梅干しです。次にワカメ・めかぶ・もずくなどの海藻、ほうれん草や小松菜などの緑色野菜や大豆製品があります。
めぐる漢方薬局で扱っている青汁は、まさに本物の緑色野菜です。
しっかり飲まれている方からは、足のニオイが抑えられた、などの報告もあります。
栄養成分のしっかりした青汁を選んで飲まれてはいかがでしょうか。