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めぐるコラム 2019年11月

私が子どもの頃 ~昔、漢方の知識があれば~

私が小学生~高校生くらいの頃の記憶です。
特に病気として病院へ行くこともなかった、ちょっとした不調がいくつかありました。
①夏に麦茶をたくさん飲んだり、スイカをたくさん食べたりすると、お腹がちゃぽんちゃぽんと音がする状態がしばらく続いていました。
②口の端が切れて、かさぶたが出来て痛かった覚えがあります。
③皮膚が乾燥がちで、冬はとても痒くなり、いつも掻いていた覚えがあります。
④季節の変わり目などに鼻水がよく出て困っていました。
⑤割とよくお腹を痛くして、下痢することがありました。
⑥しょっちゅう立ちくらみをおこして、目の前が真っ暗になることがありました。

子どもで知識も無く『大したことはない』『こんなものだ』と思っていたので、親に訴えることもなくやり過ごしていました。
現在のように漢方の知識と漢方薬があって服用できたら、どの症状も治ったり改善していたと、しみじみ考えることがあります。
①は水分の摂り過ぎで、胃が冷えて働きが悪くなったのだと思います。今なら『そんなにがぶがぶ麦茶を飲まないように。できれば温かい麦茶を飲んで。スイカも食べ過ぎないように』とアドバイスしたいですね(笑)
②は口角炎でしょう。たんぱく質やミネラルなど不足していたのだど思います。今なら『栄養バランスよく、しっかり食べて。よく効く漢方薬もあるよ』と教えたいです。
③は潤い不足(陰虚)。潤いを生み出す『脾』(消化機能)の働きをよくするようにアドバイスしたいです。
④はたぶん花粉症だったのでしょう。漢方薬を花粉の季節の前から飲むことで症状をおさえることができるので、教えたいです。
⑤はたぶん①とも関係していたのでしょう。冷たい食べ物や飲み物をしょっちゅう取り入れていたら身体も冷えてお腹も痛くしたり下したりすると思います。身体の中から温める食べ物や飲み物を取り入れて、それでも調子が良くならなければ漢方薬を勧めたいです。
⑥は貧血・血液不足(血虚)だったのでしょう。黒きくらげや黒豆など『黒い食材』や牛の赤身肉、ほうれん草や小松菜など『血』をつくる食材を食べるようにして、早く効果を感じたければよく効く漢方薬を教えたいですね。

子どものころはちょっとした不調は不調とも考えずに『そういうもの』と思って過ごしていました。
大人になるにつれ、それは『不調』と知りました。でもその不調は『治せる』『改善できる』と気付いたのはずいぶん歳を重ねてからです。
漢方・中医学を知り、食養生と漢方薬を取り入れるようになってからはほとんど風邪などもひかなくなり、上記のような『不調』もなくなり、生涯で一番健康状態だと思います。
皆さんもからだやこころの不調を体質だからと諦めないで、中医学・漢方で改善してみませんか?

血の道症 ~月経・妊娠・出産・更年期障害~

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漢方と腸活② ~ヨゴレ腸も漢方で解決~

日本人の約90%が、腸になんらかの不調を抱えているといわれています。
その中で便秘や下痢などの症状を自覚しているのは約1/3だそうです。残りの約60%の人は自分は何も不調はないと思い込んでいるそうです。
腸を健康に保つには①1日3食きちんと摂って十分な便の量を保ち、腸の運動力を維持する。
腸内の善玉菌を増やす。 ことが大切です。

食物繊維…不溶性食物繊維は便のかさを増やして、腸の蠕動運動を活発にします。水溶性食物繊維は腸      内の毒素を吸着して排出する作用があります。食物繊維は腸内の善玉菌のエサにもなりま       す。
水分…不溶性食物繊維を摂るときは、一緒に水分を摂らないと便が硬くなって便秘の原因になるので注    意が必要です。また、水分をキチンと摂ることで腸内の毒素が薄まって、悪玉菌の繫殖を抑え     ます。
乳酸菌…乳酸菌から作られる乳酸や酢酸が腸の蠕動運動を促します。善玉菌の繫殖を抑えて悪玉菌が作     り出した毒素を無力化させます。善玉菌のひとつ、ビフィズス菌も乳酸菌の一種です。
オリゴ糖…善玉菌であるビフィズス菌のエサになり、善玉菌の増加を促進します。ショ糖と違って虫歯      にならない低カロリーの甘味料です。カルシウムの吸収を促進する働きもあります。

この4つが健康な腸にする栄養素とされています。
20~30代の日本人女性は深刻な食物繊維不足と指摘されています。理由はファストフードの早食い習慣・パスタや丼物などの単品メニューを好むこと・食事時間や少ない食事回数、睡眠不足など不規則な生活・ストレスの多い生活から腸の運動力や消化吸収力の低下などです。
食物繊維が足りないと、腸に老廃物や毒素が溜まった『ヨゴレ腸』になり、免疫力の低下や肌荒れなどさまざまな不調を招きます。
『ヨゴレ腸』ではないかと気になる方は、まずは上記の生活習慣などに注意したり、栄養素を摂るような生活を心掛けてみてください。
それでも腸の不調が気になる方は、めぐる漢方薬局にご相談ください。さまざまな方法で腸の不調を改善し、お客様にお喜びいただいております。

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