めぐるコラム

やっぱり毎日の食事が大事 ~からだづくり~

11月になってようやく秋らしい気候になってきましたが、このあたりは1日の寒暖差が大きい日が多く、最高気温が高い日もめずらしくありません。  とはいえ、とても過ごしやすくなってようやく気温で疲れにくい毎日を過ごせています。
毎年年末恒例と思っていた『新語・流行語大賞』の2025年のノミネート語が先日発表と聞いて『ちょっと前まで暑かったのにもう年末?』と驚くことばかりです(おせち料理の予約CMや街のクリスマスツリー準備なども)。
【エッホエッホ】【長袖をください】【チョコミントよりもあ・な・た】←何のことやら...です。
【国宝(観た)】←観ました(笑) 【古古古米】←そういえば言われてたな... 
ちょっと驚いたのは【薬膳】がノミネートされていたことです。前のコラムでも触れていますが【薬膳】の事が物語の重要な鍵となるドラマがNHKで放映されてかなり評判になっている、という事はありました。
書店でも薬膳の関連本が今までとは比べものにならないほど出版されて平積みされているのも、自分が興味があるから目につくのかな、くらいに思っていました。
やはり今年は【薬膳】が流行したのかな、と。まあノミネートされても大賞候補には全く話題にはなっていないようですが...。個人的には大賞は【国宝】ではないかと思っています。
薬膳が流行語に入るという事は、食を見直して良いものを摂りたいという方が増えているということでしょうか?

物価高が続いているため、真っ先に食費を減らそうと考える人は割と多いようです。
限られた家計の何から削るのかは悩ましいところですが、食費はあまり削りすぎない方が良いと思います。
食費を減らすと短期的には節約できで良いように感じるかもしれませんが、長期的にみると【健康の維持】が難しくなる可能性が大きくなると考えます。
高齢になると、からだの免疫力が低下しやすくなるので不足しがちな栄養素をしっかり補うことが大切です。
特にたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどは筋力低下の予防や抵抗力を保つうえで欠かせない栄養素です。
食費を抑えすぎて、これらの栄養を十分に摂れない食生活を送り続けていると体調を崩しやすくなります。そのために医療費や治療費が増えてしまっては本末転倒です。
栄養不足から高齢者の介護予防の妨げや、生活の質の低下につながる可能性は十分あります。
若いうちから『身体への投資』と考えて、食事はしっかりとした内容のものを摂った方が結果、お金がかかりすぎず健康でいられると考えます。
では、何から節約したら良いのか...。悩ましいところですが、私は光熱費や通信費を少しづつ見直して削るのが良いのではないかと思いますが、そこは人それぞれの考え方があるので難しいですね。

漢方薬も食べ物・栄養素のかたまりのようなものです。
必要なときはきちんと飲んでいたたけると【からだづくり】【不調の改善】につながります。

めぐる漢方薬局にご相談ください。