私の小学生の頃(50年くらい前)の話です。冬休み前の登校班ごとの会議(?)ような場で『冬休み中に頑張りたいこと』のようなお題の時に、私の一つ下の弟が手を挙げて『午前中の涼しい時間に宿題を済ます』と発言し『それは夏休みの抱負!笑』と皆につっこまれていたのを毎年夏休みの頃に思い出し(笑い)ます。
何が言いたいかというと、少なくとも50年前は『真夏でも午前中は涼しかった』ということです。
この頃はエアコンではなく【クーラー】で、温度調節が難しくちょっと入れると【冷え冷え】で寒いくらいになっていました。今考えると25℃から28℃くらいで『暑い暑い』と言ってクーラーを入れて、その温度は18℃設定くらいだっだと思います。それは寒かっただろうなと。
クーラーは滅多に使わずにほとんど扇風機で過ごしていたと記憶しています。
確か当時は30℃くらいでめちゃくちゃ暑い!感じで校庭やアスファルトの道路に陽炎が立っていました。
そして学校に持っていく水筒も今のように種類豊富ではありません。1㍑くらいのタッパーの水筒にお茶を入れて前日から凍らせたものにタオルを巻いて、何か所か輪ゴムで留めたものを持っていき、学校帰りまでちびりちびりと飲んで何とかなっていました。
今の小中学生くらいのお子さんはどうしているのでしょう。もっと大きな水筒だったり、自由に水を飲めたりするのでしょうか。
大人になるとのどが渇いているのに足がむくんでいることがあります。
これは水分が不足しているのか余っているのか謎ですが、実は【水分の質の違い】にあると思われます。
のどが渇いてからだが要求してくる水分はこれからからだが使う水分。
足にたまってむくんでいる水分は、うまく排出できずからだに残っている水分。
飲料水か排水かの違いです。
夏は汗をかいて身体に熱がこもりやすい為、エネルギーが余計に消費されてしまいます。
ところが暑さで身体が疲れてくると、水分補給に使えるエネルギーを十分に割り当てることができなくなります。
暑さで身体から水分がうまく抜けずに足がむくんでいるような時、水分不足を水分で補うだけでは解決できないような熱感を感じるような時にも良い漢方はあります。
めぐる漢方薬局にご相談ください。