先日お客様のご予約が1日中いっぱいで、ずっとお話をお聞きしたりお話させていただいたり、という日がありました。
その後店が終わって、いったん家に帰って、着替えをしてからすぐに通っているスポーツジムに行きました。
1時間ほど筋トレをして家に帰り、風呂に入って夕食を食べ始めたら午後9時半をまわっていました。
ジンソーダ(アルコール5%)を飲みながらご飯を食べ進んでいると、急にめまいがして目の前が暗くなり、座っていられなくなりました。
冷や汗が出て、目を開けていられなくなったのですぐに横になりました。
しばらくしても良くなる様子がないので、めまいに効く漢方薬を飲んで寝ました。
一晩よく寝たら治ると思ったら、起きても良くなっていないのでさすがに不安になってきました。
この日は定休日だったので、もう一度めまいの薬を飲んでから昼前まで寝て、起きたら何とか良くなってきました。
それからは普通にご飯を食べて、落ち着いていきました。
いったい何だったんだろうかと考えてみたら、どうやら【低血糖】になっていたのではないかと思い当たりました。
【低血糖】というと糖尿病の方の症状のイメージがあるかと思いますが、割と簡単になることのある症状のようです。
低血糖とは、血糖値が正常範囲以下に下がりすぎた状態のことで(およそ70㎎/DL以下)さまざまな症状が起こります。低血糖の状態が長く続くと生命にかかわる危険もありますが、初期の段階で適切な対処をすればほとんどのケースは回復するとされます。
【低血糖の症状】
冷や汗 手足の震え 頭痛 倦怠感 顔面蒼白 かすみ目 集中力の低下
脈が速くなる イライラ 眠気(生あくび) 意識が無くなる けいれん
などがあります。症状の出かたは個人差があります。
【低血糖の症状を自覚したら(糖尿病の方以外)】
ごはんやイモ類など炭水化物から食べるようにする。食事の時間が近くない時は、ブドウ糖や砂糖を
10~20g摂取するか、糖分を含むジュースなどを200~350ml飲む。チョコレートは良くない。
という方法が紹介されています。
以前に山登り(割と高山)に行った時も、調子がいいからとあまり休憩もせずに水分もおやつも摂らないで
登り続けていたら突然、冷や汗が出て意識がもうろうとしてきて立っていられなくなりました。
そういえば、と思いついて水分を摂って飴をなめたら、しばらくしたら回復しました。
よく『こまめに水分を摂りましょう』と言われているのに、全くできないどころか体調を崩すまで気づかないとは思いませんでした...。
『自分は人よりも健康知識に詳しいから大丈夫』と思っているつもりはなかったのですが、結果として2度も低血糖の症状で体調を崩してしまったようです。
こうなって思うのは【体調を崩す時は良くないことがいくつも重なった時。どこかでひとつでも気づいて対処していたらそこまでひどくならない】です。
疲れ・食べない・飲まない・ストレス・アルコール摂取・休まない・年齢...などが重なると引き起こすきっかけになると感じました。
私が言うのもなんですが、経験者として『皆さんもお気を付けください』。