めぐるコラム

漢方薬と腸内細菌 ~関係性の科学~

日中はかなり気温が上がってきて、夏のような暑さになってきました。それでも朝晩は気温が下がるのでまだ過ごしやすいのですが、これがずっと暑くなるとしんどい日々になるのだろうと、もううんざりした気分になってきます。暑さと湿気は体調不良につながります。気をつけたいですね。

朝起きて『白湯』を飲む人のことを少し前までは【意識高い系】などと少し揶揄するような感じで言われていましたが、最近では『白湯男子』などの言葉が出るほど老若男女問わず広がってきました。
白湯をゆっくり少しずつ飲むことで全身の血流を良くしたり、寝ている間に冷えてしまった胃腸を温めることで消化や吸収を助ける効果が期待できます。
朝起きて白湯を飲む時の注意点として
最初にうがい・口すすぎをよくします。
②それから白湯をゆっくり、少しずつ飲みます
朝起き抜けの口の中はばい菌や雑菌でいっぱいなので、うがいと口すすぎをした方が良いのです。
私も白湯に漢方薬を混ぜて飲んでいます。ご興味ある方はお試しください。

先日NHKで『東洋医学の神秘~鍼・漢方薬』のような内容のスペシャル番組が放送されていました。
東洋医学の神秘とされて長年その効果が認められつつも、そのしくみは謎とされる部分が多かったのですが、近年科学的にしくみが解明されてきた、という内容でした。
漢方薬の効くメカニズムは腸内細菌がカギを握っています。腸内に漢方薬が入ると、漢方薬のカケラに腸内細菌が付き、分解します。
その時に腸内細菌が、からだが必要とする薬(成分)を作り出すのです!
自分が漢方を勉強して関わっているのに、改めてこの様子をCGのアニメで見ると『ほお~ こういう仕組みだったのか~』と感心しきりです。
ですから同じ漢方薬を飲んでも腸内環境が良くない人は漢方薬の効きが悪くなり、腸内環境か良く腸内細菌の活動がしっかりしている人は早くよく効くのです。
私の漢方の師匠や、レジェンドのような先生は、このような仕組みの科学で解明される何年も前から腸内細菌と漢方薬の効きの関係性について説いて教えてくださっていました。
本当に尊敬します。
漢方など東洋医学は『なんかうさんくさい』と感じていて、かかったり使うことを躊躇されているなら『うさんくさい』ことはないと証明されているので、1度試してみてはいかがでしょうか。

めぐる漢方薬局にご相談ください。