めぐるコラム

暑気あたり・夏バテと漢方 ~健康第一~

しばらくコロナウイルスの感染者の話題は忘れられるほど感染者数が少ない時期がありましたが、最近急激に感染者数が増えています。
3回目・4回目のワクチン接種がとにかく必要で有効など色々言われていますが、まずは基本の消毒・手洗い・うがい・換気に加えて『健康を保つ食事や生活習慣を送る』ことも大切です。それが免疫力を高めることにつながると考えます。
以前何かで読んだ記事からですが、富裕層の特徴の一つに『常に健康でいる』ということがあるそうです。
お金持ちの人は健康維持のためジムに通ったり、健康的な食事を心掛け、病気にならないように気をつけている方が多いそうです。
よく『健康第一』と言いますが、体調を崩してしまっては働くこともできず、治療にお金もかかってしまうため富裕層になれない、だそうです。
たぶん間違ってはいないと思います。
中医学では人間の若さ・健康・生命力を支えている物質を『精と考えています。この精には親からもらった『先天の精』と飲食物から得られる『後天の精』があり、腎に貯蔵されます。『精』の貯蔵庫である『腎』が衰弱すると精力が減退する・不妊症になる・骨や歯が弱くなる・脳の働きが低下する、などがあらわれます。
一連のこうした症状のことを『腎虚』と呼びます。
漢方では腎の精の不足を補い、腎虚を改善する働きをするとされる薬がいくつかあります。こうした漢方薬を飲み続けることで若さを保ち常に健康でいる』ことができると考えます。
雨続きだった気候からいよいよ夏らしくなり、ますます暑さが増してきました。
熱中症注意はずっと言われ続けていますが、熱中症になってしまったり夏バテしてしまう方も多いのではないでしょうか。
暑気あたりによる肉体疲労・大量の発汗や疲労によって消耗し、体の機能が低下するなど熱中症の予防や夏バテにより減退した体力の回復・強い口渇にもおすすめの漢方薬があります。
めぐる漢方薬局にご相談ください。