めぐるコラム

漢方のイメージ ~いつから飲みはじめますか?~

新型コロナウイルスの新規感染者の数が低い数値の日がしばらく続いています。
このまま理由も解らず終息していくとは思えませんが、通りがかりの中学校で運動会をしていたり、修学旅行も今のうちに、と行ったりしていると聞くと『学生の思い出はとにかく少しでもできるといいね』と思います。
夏から突然晩秋の気温になったかと思ったら、また少し気温の高い日に戻りました。
体調を維持できるように、軽い運動をする・人肌以下の温度のものを飲食しすぎないようにする・ストレスを上手に解消する・免疫機能にがんばってもらうために『衛気』を養う、などに気をつけてお過ごしください。

お客さまで40歳代の男性の方のお話ですが、半年くらい前から定期的に来られています。
今は特に病気に悩まれてはいませんが、未病先防(病気の治療以前にそもそも病気にならないからだをつくる、つまり予防すること)のために漢方薬を服用されています
その方がお知り合いに漢方薬を飲んでいる、と話されると『え⁉漢方?まだ早くない?そもそも効くの?』と言われたそうです。
これは漢方薬に対する割と一般的な世の中のイメージのようです。
漢方薬=お年寄りの飲むもの・だらだら飲んで効きがよくわからないけど副作用はない
というようなイメージです。他にも割と一般的に
漢方薬=魔法・最後の最後の切り札
のようなイメージもあるようです。何年・何十年もお悩みで、病院もずっと通われて西洋薬を飲み続けてきた症状も『漢方薬さえ飲み始めたらスグに良くなる』とお考えになられる方もいらっしゃいます。
漢方薬で慢性的な症状のお悩みの改善を実感していただくには、やはり最短でも2ヶ月はみていただきたいとご説明します。
ご納得いただいても、服用3日から一週間後くらいに『効き目が感じられない』『飲んだら症状が悪化した』(お聞きしたら副作用ではありません)『飲んだらすごく良くなった!』などのお問い合わせをいただくことがあります。
いずれも『漢方薬を飲んだことによっておきたこと』とは考えづらいことです(どんな理由でも良くなることはいいことと思われるでしょうが、この良い状態が続くことはほとんどなく、また早く『効かない』と訴えてこられます)。
漢方薬はまだまだこのようなイメージが先行していると実感しています。
これからもひとつひとつ、おひとりおひとりにしっかりと漢方薬の説明とご納得に努めたいと思います。
めぐる漢方薬局にご相談ください。