めぐるコラム

免疫を高める? ~補中益気湯~

いよいよ東京オリンピックが開幕しました。賛否両論ある中での開催で、開会式での演出や出来事がさまざま話題になりました。
日本勢のメダル獲得のニュースも多く、嬉しく思います。
ですが、この酷暑続きでの試合。やはりというか、外国の男子テニスの選手から『暑すぎる!!』と苦情が出たそうです。当たり前ですね。夜に開始の試合でも外での競技は蒸し暑く、過酷そうなのに、昼間の炎天下での競技などは命の危険を感じるほどでしょう…。
梅雨明けを迎えて気温が急上昇しています。身体が慣れていないと日本人でもつらく感じるのに、外国から来て間もない人などは更につらく感じていることでしょう。
同じ気温でも体力が低下してくると、元気な時より暑さがつらく感じられるものです。
老化・持病の悪化・夏バテ・冷房病など身体を維持するエネルギーに関わる『腎』が弱ってくると、熱中症にもなりやすくなります。『腎』は夏の暑さを乗り切るために大活躍をしてくれる五臓です。

最近ネットなどで話題らしいのですが『免疫を高める漢方薬(コロナ感染しない)』として『補中益気湯という漢方薬が紹介されているそうです。それは正しくもあり、正しくないことでもあります
身体を守る免疫力は、元気の力(衛気)と連動します。元気がない人は元気を回復すれば、低下した免疫力を戻すことができます。エネルギーが満ち満ちている人は、免疫力が高く維持されているので、それを更に上積みすることはできないはずです。生活習慣に気をつければ良い状態を保てるはずです。
しかし夏は汗をたくさんかきます。発汗は『体液』『元気(気)』を身体から逃がします。発汗後に疲れを強く感じるのはそのためです。
夏(9月末頃まで)は誰もが疲れを感じやすいものです。
元気が低下したら『補中益気湯』などを服用することで、免疫力向上を図れます。それが『コロナ感染しない』と誇張された表現でネットで情報が出回っているのではないかと推察します。
免疫力を高める』『夏の疲れを改善する』とされる漢方薬は補中益気湯の他にもいくつかあります。
めぐる漢方薬局にご相談ください。