めぐるコラム

新型コロナウイルスの後遺症 ~漢方がお役に立てることも~

新型コロナウイルスによるまん延防止措置から、愛知県もいよいよ緊急事態宣言が再度発令されることになってしまいました。
GWを中心として短期集中で頑張って人の流れを減らして、コロナ感染を抑えるという政策だったと思いますが、観光地や街中などはどこも例年より人出が多くなったようです。
再三の緊急事態宣言などにより『慣れ』てしまい、緊急事態宣言に則した行動をとる気持ちが薄れてしまっているようです(無理もないですね…)。
五輪反対!の機運も高まっていて、暗い、先の見えない状況がずっと続く状態なのでストレスが知らず知らずのうちに溜まっている人が多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの後遺症として多いとされる症状
⦿嗅覚障害
⦿呼吸苦
⦿だるさ
⦿
⦿味覚障害
⦿脱毛
などが挙げられています。その他、関節痛・うつ病・筋肉痛・頭痛・倦怠感・発熱や動悸などがあります。
嗅覚障害とは『におい』を感じる感覚に異常があるもので、物理的に鼻が詰まっているものから感冒などのウイルス感染により臭細胞が障害されているもの、脳に異常があるものまで様々です。原因は副鼻腔炎や感冒が多く、特に感冒後嗅覚障害は障害された嗅細胞の再生が必要となるため、高齢者ほど回復に時間がかかり、数年を要する場合も少なくありません。
この嗅覚障害にも用いられる漢方薬があり、効果も期待できます
新型コロナウイルスによる後遺症ではまだ試されていませんが、その他症状にも漢方薬で期待できることは多くあります。
めぐる漢方薬局にご相談ください。