めぐるコラム

からだの『水』で不調!?~湿邪のお話~

だるい・食欲がない・下痢気味・関節が痛む・皮膚のトラブルなど、からだの中の湿気が原因でおきるトラブルがあります。
中医学では、湿気による体調不良を『湿邪』といいます。
体の中に湿がたまると倦怠感や疲労感が強く現れます。胃腸の機能が低下して食欲不振に悩まされたりもします。
雨の日や湿度の高い日にはむくんだり、関節に水がたまったりで関節の痛みやだるさを引き起こすこともあります。
湿気の多い季節には皮膚の内分泌が多く、ジュクジュクするなど不安定な状態になりやすいので、皮膚の慢性疾患がある人などは要注意です。
ストレッチやウオーキングなどの軽い運動で汗を流して体の湿度を下げ、代謝を良くしたり、冷たいものや、脂っこい食べ物は避けて、食物繊維の多い食事を心がける工夫でで体の湿気を追い払い、すっきり元気に過ごしたいものです。
めぐる漢方薬局でも、日々の工夫で取り除ききれない体の『湿邪』を取り、快適に過ごすお手伝いができる漢方薬や健康食品がいくつかあります。ご相談ください。