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めぐるコラム 2018年11月

漢方薬 飲み薬にも効きに違いが? ~煎じとエキス剤~

お客様からお問い合わせでとても多いのが『そちらに〇〇〇〇(漢方薬の名前)の煎じは扱っていますか?』
『そちらの薬局で煎じはやってますか?』などの煎じ薬に関するものです。
めぐる漢方薬局の答えは『少しお時間いただきますが、ご用意します。』です。
めぐる漢方薬局では『エキス剤』と呼ばれる薬をメインに扱っています。
煎じ薬とエキス剤の違いですが、煎じ薬は『湯薬(とうやく)』と呼ばれ、生の生薬を乾燥させたものを刻んで、分量・内容で配合し、湯や酒で煮詰めたものです。煎じ薬を扱う漢方薬局も、ほとんどが『生の生薬を乾燥させたものを刻んで、分量・内容で配合』した状態のものを『煎じ薬』としてお客様にお渡しして、お客様が分量の湯や酒につけて煮詰めて飲んでいただく形態です。煎じ液にしてお渡ししている薬局はとても少ないです。
煎じ薬最大のメリットは添加物が入らないことと、細かい調整がきくので服用する人にオーダーメイド的な漢方薬を用意できることです。最も自然に近い形で服用するので効果が高いとされます。
煎じ薬のデメリットは煎じる手間がかかること、携帯(持ち運び)に不向きなこと、生薬の味がダイレクトに伝わるので飲みにくいと感じる方が多いこと、煎じ中ににおいがかなり出てご近所迷惑になってしまうことがあること、煎じカス(ごみ)が大量に出ることです。
エキス剤は錠剤・カプセル剤・丸薬・液剤・散剤(顆粒・細粒)などがある漢方製剤です。現在、医療現場や一般の薬局・薬店の大半で扱われています。
エキス剤は生薬を煎じたものを1度乾燥させて賊形剤(乳糖やデンプンなど)に吸着させたものです。漢方薬ごとに配合生薬の構成が規格統一されていて、効能・効果・価格も均一化されているので、非常に使いやすいとされます。簡単に服用でき、携帯性もよく、飲みやすく、便利です。ただ、生薬の配合を細かく調整することは難しいので、オーダーメイドの煎じ薬を飲まれていたり、お望みの方にとってはベストとは言えないかもしれません。ですが、エキス剤でもご本人の体質や症状に合っていて、適切なタイミングで服用すればキチンと効果を発揮します。
煎じ薬は現代人の生活には取り入れづらい・続けづらいと感じました。100%良いものも、続かないと結果もあまり出ません。
めぐる漢方薬局では、このような理由でエキス剤を中心に取り扱っております。

冷えのお悩み ~症状によって対処法も違います~

冷え』のお悩みでいらっしゃる方は、やはり暑い季節よりも11月くらいから増えてきます。
東洋医学ではからだが冷えやすいことは『体質』ではなく『病』です。だから『冷え性』ではなく『冷え症』と書きます。冷え症は肩こり・腰痛・生理痛をはじめ、あらゆる病気や不定愁訴の原因にもなります。
冷えは全身の血流に影響を与えるため、さまざまな不調を引き起こします。まったく関係ないように思われる頭痛・肩こり・吹き出物なども冷えが原因であることも。生理痛や生理中に現れる腹部の張り・便秘・下痢などの症状も冷えが大きな要因と考えます。冷えを改善すると生理中の痛みをかなり減らすことができます。からだのパーツのなかでも特に冷やしてはいけない場所があります。それが『お腹』『首の後ろ』『足首』の3ヶ所です。『お腹』を温めると臓器の動きが活発になり、代謝機能が活性化します。『首の後ろ』は太い血管が通っているので、温めることで全身に血液が巡るようになります。足先が冷えやすい人は特に『足首』を温めるのが効果的です。
現代人はエアコンや冷蔵庫の普及で年中冷えやすい環境にあります。
最近知った情報で『日本酒の温度』について興味深い内容があります。
日本酒の『冷や』というと私もですがほとんどの方が『冷やした状態の日本酒』と想像されると思います。
ですが『日本酒の冷や』の本来の意味は『常温・燗のしていない日本酒』のことです。
『冷酒』が『冷やした酒』のことだそうです。冷蔵庫の普及につれ『冷たい酒』→『冷や』と使われるようになったそうです。最近は『冷や』の本来の意味が忘れられ、飲食店で『冷や』→『常温の日本酒』を出すと『ぬるい』とクレームがくるそうです。
このように、油断すると冷たい食べ物や飲み物を摂取しやすい環境もあるので、本当に冷えには気を付けなくてはなりません。
環境や食べ物で気を付けても冷えでお悩みの方は、漢方薬も効果的です。
めぐる漢方薬局で『冷え症』改善しませんか?

腸活生活に ~ひと味違う整え方を~

めぐる漢方薬局では、お客様のご体質やご要望に応じて『腸を良い状態に整える』お手伝いのできる漢方薬や健康食品をお出ししています。
腸の不調にもさまざまな原因・タイプがあります。
腸の調子を整えることで腸以外の不調が改善する、ということはまだまだ知られていないようです。
腸の環境は、食生活と深い関係があります。昭和30年代と現代を比較すると、日本人の食生活はとても変わっています。肉類は15倍、牛乳・乳製品は25倍、摂取が増えています。逆に米は半分、さつまいもは1/10以下に減っています。あまつさえ、お菓子や菓子パンを主食として済ませてしまう方も増えているそうです。肉食中心の生活になったことで、腸の中で食べ物が腐敗しやすくなっています。植物で例えやすいのですが、土壌から栄養がまったく上がってこなければ植物は枯れてしまいます。逆に栄養を与え過ぎたら『根腐れ』してしまいます。人間も栄養を与え過ぎると『腸内が腐敗』してしまいます。
腸の中にはたくさんの腸内細菌が棲んでいます。その様子がまるでお花畑のようなので『腸内フローラ』と呼ばれています。腸内細菌には『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』があります。健康な人の腸内では善玉菌が悪玉菌より優勢になっていて、日和見菌も善玉菌の味方をして理想的な腸内フローラになっています。
ところが肉類・卵・乳製品・加工食品(添加物)を中心とした食生活、さらにストレス・冷え・便秘などが加わると善玉菌が一気に増殖します。すると善玉菌の味方をしていた日和見菌も悪玉菌に加勢するので、腸内フローラが一層崩れてしまいます。つまり『腸内が腐敗する』ということは、悪玉菌優位の腸内環境で食物が分解されるということなのです。便やおならが異常に臭い人は危険信号です。悪玉菌による腐敗産物が溜まっている証拠です。
健康な腸内にするためには腸内フローラを常に善玉菌優勢にすることに尽きます。
善玉菌優勢の腸にするためには極端な粗食などにする必要はありません。穀物・野菜・海藻・小魚主体の日本の伝統食を摂るようにすると、善玉菌が生き生きとしてきます。
腸内環境を整えるために食事が大切とわかっていても、外食が多かったり、毎日用意が大変だったりで、改善するのはなかなか難しいという方は多いです。
そのような方のために、めぐる漢方薬局では漢方薬や健康食品をご用意しております。
腸内フローラの環境を整えストレスに負けない、美容に嬉しい、強いからだで毎日をスッキリできるお手伝いをできます。
めぐる漢方薬局で『腸活』してみませんか?

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