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めぐるコラム 2018年7月

夏バテ・熱中症予防ドリンク ~麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)のお話~

またまた進路のおかしい台風がやってきたり、また猛暑の日が続いたりと、異常気象が続いて怖くなるほどです。体調管理も大変です。
あまりの異常気象で『今までの経験』はあまり役に立たない場面も多くなっているようです。
今までのイメージでは、夏でも冷房で冷える方(主に女性)が多く、対策で薄い長袖の上着を持ち歩いたり、冷房冷えの体のままでは良くないので夏でもしっかりお風呂は湯船に浸かって、と言われたり、エアコンを一晩中付けて寝たら、朝起きられないほど身体がだるくなったりする方が多かったと思います。
今年はエアコンを付けないと危ない、と言われていますし、エアコンも効きすぎよりむしろ効かない心配ばかりです。
こんなに大変な夏を乗り切るのは、漢方の得意とするところです。
大量に汗をかく夏は、体の中の生命エネルギーも汗と一緒に漏れ出してしまい、エネルギー不足の状態になります。脈拍は弱くなり、不整脈・動悸・息切れが起こり、心臓機能が低下します。発汗により血液の濃度は増し、粘度が高くなると血栓ができやすくなり、心臓への負担も増大します。肺の機能も連動して弱まり、倦怠無力感に襲われ、いわゆる脱水症状になります。
『水分補給』プラス『生命エネルギー補給』が必要となります。
『生命エネルギー補給』には漢方の『麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)』が最適です。五味子・人参・麦門冬の3つの生薬顆粒が肉体疲労・胃腸虚弱・食欲不振・虚弱・スポーツ後のエネルギー補給などに最適です。『飲む点滴薬』と呼ばれています。携帯しやすいので外出先でも飲めます。
この『麦味参顆粒』を水やアク○リアスの500mlのペットボトルに2袋入れ溶かし『漢方ドリンク』にして1日かけて飲む、という『夏バテ・熱中症対策』は大変ご好評いただいている方法です。
これからまだまだ暑い日は続きそうです。1度お試しになってはいかがでしょうか。


土用丑の日に思う ~漢方動物性生薬のお話~

7月20日は土用丑の日でした。皆さんは鰻を食べられましたか?
世の中では鰻の稚魚も成魚も漁獲量が激減していることから、土用丑の日に鰻を食べるのはやめよう、の声や、牛丼屋さんやスーパーなどで大量に仕入れて売れず大量廃棄されていることから、鰻を扱うのは専門店に任せた方がいい、という意見などが出てきているそうです。
漢方薬の原料といえば、植物だけと思う方も多いとおもいますが、漢方では動物も薬の原料として使われています。生薬とは、漢方薬の原料となる薬効(薬としての効果を持つ)を持つ天然の植物や動物、菌類、鉱物などのことです。現在使用されているものの多くは植物由来のものですが、動物由来のものの方が薬効が高く早く表れると言われています。
動物性生薬で現在よく使用されているものは
牛黄(ごおう)…牛の胆石のこと。牛黄は牛約1000頭に一頭の割合でしか発見できないため希少価値があります。最近では買い占める人がいることから希少価値が上がり、1gあたりの価格が金より高い、ともいわれています。強心・降圧・解熱・鎮静・肝臓保護などの作用に優れています。
阿膠(あきょう…ロバの皮からつくられた膠(にかわ)のこと。膠は動物の皮や骨を原料として、水とともに加熱抽出したもので、良質なコラーゲンを豊富に含んでいます。いにしえより美と健康をつくる秘薬として王族など高貴な身分の人の間で親しまれてきました。血を補い、肌や髪に潤いを与え、月経トラブルや不妊に効果があります。
亀板(きばん)・べっ甲…クサガメの甲羅を乾燥させたものが亀板。べっ甲はスッポンの甲羅が原料。
解熱・止血・滋養強壮・婦人科系トラブルなどに効果があります。亀板を使った亀ゼリーは美容健康食として老若男女問わず人気です。
鹿角(ろっかく)・鹿茸(ろくじょう)…鹿角のエキスを凝縮したものが鹿角膠(ろっかくきょう)。若い角を乾燥させて作ったのが鹿茸です。原料となる鹿の角や製造法によってかわります。
滋養強壮・疲労回復・胃腸虚弱・止血などに効果があります。

他にも動物性生薬はありますが、一部代表的なもののみの紹介です。
これらはいずれも原料が特殊で数が少ないため高価なものが多いです(それで昔は貴族や王などしか口にできなかったのでしょうね)。
近年漢方薬が見直され、世界中で動物性生薬の原料争奪・買い占めなどにより、原料の高騰が止まらないもののあります(牛黄・麝香)
不当に高騰すると投機となり、本当に必要としている人が飲めなくなってしまいます。
あまりにも値が上がりすぎて、昔のように大金持ちのみの薬とならないといいなと思っています。

毎日暑い日が続きます ~夏バテにも漢方~

梅雨と大雨が明けたと思ったら突然!大変な酷暑の日が続いています。
暑い時はクーラーの効いた部屋で冷たい食べ物や飲み物をたくさん摂ってしまいがちです。
冷えの影響をもっとも受けるのは『胃・脾』です。特に冷たい飲み物は胃の温度を一気に下げてしまい、元の温度に戻るまでに数時間かかるといわれます。その間、消化活動はほとんど休止状態になってしまいます。そのため消化不良・食欲不振・下痢・嘔吐などの症状が表れるのです。
食べられないと疲れやすくなったり、だるさが抜けなかったり、朝起きられなかったりします。いわゆる『夏バテ』の症状です。『熱中症』は『夏バテ』とは違います。熱中症は高温と多湿の環境下で引き起こされる体の不調のことです。室内でも起きるケースが多く、年々増加傾向にあります。単なる夏バテと勘違いして対応が遅れないように注意が必要です。めまいや立ちくらみがしたり、足がつったり、汗が止まらなくなるようなときは、熱中症の始まりと考えられるので、すぐに水分と塩分を補給します。
中医学では夏バテには3つのタイプがあるとされます。1つ目は『気虚』タイプ。暑さによる気の消耗が大きな原因で、元気がない・食欲減退・だるいなどが主な症状です。
2つ目は『陰虚』タイプ。汗などで体内の水分を大量に失うために脱水症状に近い状態を起こします。ミネラル分が大量に失われ、疲労感やだるさ・イライラ感が主に症状として表れます。
3つ目は『湿邪』タイプ。冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎで胃腸が冷えて、消化能力が落ちます。消化不良や腹痛・下痢などの症状を起こします。
めぐる漢方薬局では、さまざまな夏バテの症状にもご対応しております。夏バテを予防できる漢方ドリンクなどはお客様に大変ご好評いただいております。
夏バテ予防・夏バテ症状にお困りの方はめぐる漢方薬局に1度ご相談ください。



若い方も漢方 ~年配の方だけのものではありません~

テレビを見ているとよく、お年寄りの行動を表すのに『毎日漢方せんじて飲んでます』という紹介のされ方をして笑いがおきたりしています。『漢方薬を飲む』=『お年寄りのすること』というイメージが世の中には浸透しているので、笑いになるのでしょうね。
もちろん、年齢の高い方で漢方薬を飲まれる方は多くいらっしゃいますが、めぐる漢方薬局では20代~50
代の方もとても多くいらっしゃいます。
ご相談の内容も、PMS(生理前症候群)・ダイエット・便秘解消・妊活・更年期症状・鼻炎などの体質改善のお悩みから、風邪の引きはじめ・へとへとの疲れ・イライラを抑えたい・吐き気を抑えたい、などの即効性を求められる事まで多岐にわたります。
漢方は『どう利用したらよいかわからない』『お年寄りの飲むもの』というイメージがまだあるようです。
来られる前はかなり躊躇していました、というお客様も1度めぐる漢方薬局に来られると『もっと早く来て相談したら良かった』『こんなに何でも相談して良かったんですね』と言ってくださります。
何でもインターネットで手に入り、調べてわかる時代ですが、実際お会いしてお話をお聞きしたからこそわかることもたくさんあります。お店まで来られるのはとてもめんどくさく感じる方も多くいらっしゃると思いますが、1度ご相談されると次回からはお時間はほとんどかからないで済みます。最初は時間がかかるのは困る、というお客様も気軽に相談できるとわかって次回からも時間をかけて相談される方がほとんどですが。(笑)
めぐる漢方薬局は『漢方薬での健康相談専門薬局』をコンセプトとしております。上手く活用していただき健康な生活を送られてる方も数多くいらっしゃると自負しておりますので、興味のある方は1度お越しいたたけたらご納得いただけるかと思います。

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